豆で健康Q&A

Q 豆って本当に体にいいの?

A はい。

豆って本当に体にいいの?最近では、私たちの食生活も米食が減り肉食が増加したことにより、脂肪エネルギー比率が健全なラインを超えています。 私たちの身体にとって脂質は大切なエネルギー源ですが、過度の摂取は肥満につながり、心疾患・動脈硬化・糖尿病の原因にも。 そういった危険を回避するためには、バランスの良いエネルギー構成の食材を摂取することが必要になります。豆は100g中の エネルギー構成がタンパク質20g、脂質54gと非常にバランスがよく、さまざまな生活習慣病の予防に効果的な食べ物なのです。
また、豆には、不足すると脳や神経にエネルギーが送られなくなるといわれるビタミンB1も豊富に含まれています。 日頃よくイライラしたり疲れを感じやすい方は、ぜひ毎日の食卓に豆を取り入れてみてはいかがでしょうか。

Q 豆の色で栄養素や効用がわかるって本当?

A はい。

豆の色で栄養素や効用がわかるって本当?豆の色素には、黄、黒、赤、緑の4つがあります。
黄色の大豆は、脳を活性化させるレシチン、がんや老化の原因となる過酸化脂質の蓄積を防ぐサポニン、 血管をしなやかにして血圧を下げる植物性タンパク質などを含んでいます。
黒色の黒大豆は、ポリフェノールと同じ成分のアントシアニンという色素を含んでおり、血液中の活性酸素を抑制して、老化を防止する効果があります。
赤色の小豆、赤えんどう、ささげなどは、食物繊維を多く含んでおり、便秘と肌荒れを予防します。ちなみに、小豆100gでなんとゴボウ30cm分の食物繊維がとれるのです!
緑色のそら豆、さやいんげん、さやえんどう、枝豆、グリーンピースなどは、実は成長中の未熟な豆なのですが、 ベータカロチンやビタミンA、ビタミンCを豊富に含んでおり、身体の抵抗力を向上させる効果があります。 その中でもさやえんどうはトマトの1.5倍ものビタミンAを含んでおり、また、枝豆には肝臓の働きを助けるアミノ酸メチオニンが含まれています。

Q 豆ってダイエットに効果があるの?

A はい。

豆ってダイエットに効果があるの?ダイエットには欠かせない食物繊維ですが、効率的に摂取するのはなかなか難しいですよね。そこで注目すべきなのが豆。豆100g中に含まれる食物繊維は 17~19gと非常に多く、食品の中でもトップクラスの含有量です。食物繊維の必要摂取量は、成人で1日20~25g。この数値は、豆を1日120g~130g食べることでクリアできます。 女性の大きな悩みでもある便秘に対する効果も実証されており、まさにダイエットにはもっていこいの食材なのです!

Q 大豆が肌の老化を防いでくれるって本当?

A はい。

大豆が肌の老化を防いでくれるって本当?大豆は、良質なたんぱく質に富んでいることから「畑の肉」と呼ばれます。タンパク質は筋肉や内臓などの組織を作る成分であり、 酵素やホルモンを作り出す重要な栄養素でもあります。アミノ酸組成の違う動物性と植物性を合わせて摂取すると、体内での利用効率はぐんと高くなります。
大豆のタンパク質が良質である理由は、体内で作ることができない9種類の必須アミノ酸をバランスよく含み、消化吸収性がよく、栄養価に優れているからです。 大豆が豊富に持つタンパク質は、高コレステロールの原因となる血液中の悪玉コレステロールや総コレステロール濃度を低下させる働きがあります。 つまり血管をきれいにしてくれるのです。「人は血管とともに老いる」などと言われますが、大豆のタンパク質パワーは、血液を浄化して生活習慣病を予防し、 さらに老化を防いで健康維持に貢献してくれるのです。